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みんな本当に愛してます

みんな本当に愛してます!

キヨシローが言うとカッコいいんだけど、ルーキーズの市原が言うとダルいなぁと思ってしまう。

というのはルーキーズの映画の宣伝で、舞台挨拶で彼がルーキーズ出演メンバーに対して言っていたことである。

先日友人とも話したが、高校の文化祭や体育祭の「○組最高!」とか「○○部命!」みたいなノリって、やっぱり僕には無理なんだ。

「俺はみんなとは違うのだ、カッコいいだろ」というつもりで無理と言っているわけではないのだけど、何か体に合わない。

クラスを愛したり部活を愛したり仲間を大切にする心はすごく美しいと思うし、羨ましく思う。

だが実際「みんなマジで最高だよ!」とか言っている人を見ると僕は引いてしまう。

ただぎこちないのが嫌いというだけなのかもしれない。

「最高」と言っている本人は本気で言っているにしても、見ている僕からしたら不自然だなあという気しか起こらない。

「彼のクラスは、果たして本当に彼にとって最高、つまり最も高い位置にあるものなんだろうか」などと、まさか厳密に考察するでもないが、感覚的にどうもスムーズにその言葉を受け入れることができない。

賢い人ならば、「体に合わないのならば無理に合わせようと思わず、自分のスタイルでいればいい」なんて言うだろう。

確かにそのノリについて行けなくても、自分のスタイルを通せば損はしないという人ならそれでもいい。

だが残念ながら僕や僕のまわりの人間は、自分のスタイルを通して行った結果、不利益を被っているかあるいは不利益を被らないよう相当の努力を払っている。

だから実際、軽々しく「最高」とか「愛してます」とか言えるようになった方が僕にとってもみんなにとってもいいことなんだと思っている。

キヨシローみたいに本当に愛しているファン(キヨシローの目を見りゃわかる)に向かって「愛してます」というのはとってもお手軽でカンタンなのだ。

問題はどうやってルーキーズの市原になるかだ。