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我々はいつまで将来を心配すれば良いのか_2023

歳をとった今も続く「将来の心配」

このブログは場所を移しながら18年続けている(ことになっている)。
その中身は、検証したことはないが「自身の将来を心配するもの」が相応な割合を占めていると想像する。
そして、若い頃に抱いた将来の「心配」はまさに的中しつつあるし、何なら心配の対象である「将来」である現在もまだ、その将来を心配している状態にある。

「将来の心配」の正体

何を憂いているのかといえば、「現在の生活レベルを、自分と自分の家族が死ぬまでキープできるか」に他ならない。
噛み砕いていえば、「美味しいラーメン屋さんでラーメンを食べたい」と思った時に食べに行けるかどうか、とも言える。

転職活動の理由

収入の上昇可能性、物価変動、社会保険料の上昇、為替レート、色々なファクターを考えると一生安泰な職業などこの世に存在しないわけで、
自国経済が輸入に支えられていない国の国家公務員以外は毎日毎時間毎分転職を常に意識しなければいけない。

ぐちゃぐちゃキャリアを歩んできた

自分は新卒で粉塵金融機関に足を踏み入れたわけだが、そのトラディショナルな慣習の中で「ジェネラリスト人材育成至上主義」のもと色々な経験を積ませていただいた。
具体的には営業職6.5年、債権管理1.5年、有価証券運用2.5年、経営企画2年を経験した。

このキャリアをどう評価するかは結構分かれるところである。
転職活動をする際自分は一番経験年数の長い「営業職」ではなく「債権管理」「有価証券運用」「経営企画」を目指してアピールをするのだが、
一般的に期待されている(イメージしている)営業職経験者は「コミュ力豊かでそれを他ジャンルにも発揮している」であると思っている。
実際には複雑な理由が重なり、転職エージェントや面接官が期待している「綺麗なストーリー」を用意することは難しい。
これらの綺麗なストーリーを期待する人から見たらこのキャリアはぐちゃぐちゃだ。 自分も自身のキャリアを俯瞰してみるとぐちゃぐちゃだなあといつも思う。

一方でトラディショナルな金融機関の立場を踏襲し、「色んなポジションを経験して出世していくのだ」という見方を崩さない人も一定程度いる。
実際、面接を受けても「色々なポジションをご経験されて」というお世辞を言ってくださる人もいる。それが本心かどうかは知らないが。

金融機関におけるジェネラリスト・スペシャリスト論争は何百年も前から繰り返されているところであり、
その答えは「ケースバイケース」で間違いないのだと思うが、自分の場合は
スペシャリストが間違えて10年以上ジェネラリストの道を歩まされてしまった」例だと思っている。

特殊事情を説明する難しさだけでも・・・

しかし「スペシャリスト気質の人が間違えて10年以上ジェネラリストの道を歩まされてしまった」ことを、35歳のおじさんが説明することは難しい。
いやそれをわかっていただいたところで、それは単に履歴書から読み取れるイメージの誤解を払拭するだけであって、自分のセールスポイントにはならない。
それでいておじさんという時点で難しいのに、さらに「妻子持ちの家持ち」が難しくさせてしまっている。

とはいえ

このままではただ思い悩んでいるおじさんだけのようだが、
Python/Rが読み書きできる ・統計学・MLの基礎知識がある
証券アナリストの1次試験全科目受かっている
・FP2/簿記3/金融CO2等基礎的資格持っている.
・VBS/VBAチョットわかる
・財務3表読める

このあたりを評価し、欲しいと思ってくれる組織があると良いのだが。