のなめブログ

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シリーズ化

# まずは現状報告です


侍エンジニア塾に80万円近く支払ってruby on railsを学習中です。
平日業務(デスクワークではなく自転車で1日20件以上の訪問件数を強要するハードワーク)
終了後に、2〜3時間程度どこかで学習しています。

ただし侍エンジニア塾は他のスクールとは異なって独自の教材を持たず、
専属インストラクターが一人ついて各々にあわせたカリキュラムを組んでくれ、
週に1時間直接指導を行ってくれるというサービス。
tech::campやポテパンなどと比べスパルタ的要素がなく柔軟に対応してくれそう、
と思い選んだが、今の所選択を誤った感は結構強い。


|選択を誤った感が強い理由|
・独自の教材を持たないと述べたが、正確にいうと持ってはいるが教材自体が古く
 内容があまりイケてないので使わない方が良い。
 ということをインストラクターの口から告げられる
・ついてくれたインストラクターの経験値が1年未満だった
・インストラクターの人はいいが環境開発で詰まり、6ヶ月の学習期間のうち
 1ヶ月の空白期間が発生するなど資質は疑問
・結局使っている教材は誰でも無料で閲覧できるrails tutorial
・カリキュラムの進度を管理してくれない
=>どちらかというとやはり運営側の問題のような気が。。

高いお買い物なので自分なりにしっかり見極めたつもりではあったが、
こればかりはガチャかなーと思い、引きが悪かったものの引き下がれないので
やるしかない!と考えとりあえず黙って勉強はしています。
でもあとでしっかり文句言っていくらか返してもらうよう努力はするつもり。



# そもそもなぜ転職を目指している?


そもそもなぜその高い買い物をしたかというと、要素はいくつかある。


|きっかけ|
・融資係→営業係への再配置転換
 これまで約6年間僕は「信用金庫の営業係」という仕事しか知らなかったわけだが、
 その後「信用金庫の融資係」という仕事を知り、結構面白いなと思った。
 でもその融資係の仕事は1年間しかやらせてもらえず、再度営業係へ配置転換となった。


|融資係の何が面白かったのか|
営業は融資案件の獲得がメインの仕事であるのに対して、
融資係はその案件を精査し、「本当に融資しても大丈夫?」を検討する仕事。
それをやりたくて金融機関に入社したが、現場もまともにわかっていないくせに
文句だけ言うという仕事は、あまりにも低質と考え、まずは営業職を経験しよう
と思い営業職を6年間やってきた。
・融資係になって、自分が担当するもの以外の案件も目にするようになり、
 それを精査するのが結構楽しい。
 数字の根拠は?など。
 もちろん悪いところの指摘だけではなくいい稟議の書き方なども参考になる。
・融資係はリスケ先(資金に困窮し返済条件を緩和している先)など、
 比較的「お金に困っている人」に対し提案を行う機会が多いが、
 営業係は、財務内容がよく「お金が余っている」ような先に対して
 「お願いしてお金を借りてもらう」方が褒められる風潮があり、
 (会社としても確実に回収できる先に債権を貸し付けた方が良い)
 真面目な性格の人ほど「お金が余っている人」にお金を貸す仕事ではなく
 「お金に困っている人」にお金を貸す仕事の方が向いていた。


|営業係に戻ったら仕事に対して超やる気がなくなった|
・一番の理由は先述の通り、営業係のように「お願いしてお金を借りてもらう」
 ことが偉いとされる世界で自分が天下を取れる気がしなかったこと。
・もう一つの大きな理由は、世間の潮流が代わり金融機関への風当たりが厳しくなったこと。
 資金融資によって人や企業の成長をサポートしたいとの思いで金融機関に入ったが、
 低金利の影響から金融機関は融資金利では利益を得られなくなり、
 保険販売やその他フィービジネスなど様々な手段で利益を確保しなければならなくなり、
 入社当初の自分の思いと、上から課されるノルマがだいぶ乖離してきた。
・このご時世顧客が求めていることは資金融資ではなくなってきたことに気がつき、
 自分の仕事に対して誇りが持てなくなった。


|そして最大の直接的なきっかけ|
・融資係の仕事を求めて3月頃転職活動をしてきたものの、
 とある不動産投資会社の面接で「で、あなたは何のスキルがあって何ができるの」
 と言われたこと。
 その面接担当の役員の方はアメリカ名門大学でMBAを取得するなどの華々しい経歴を持ち
 その会社をベンチャーで立ち上げたが、それに比べて一般的なコミュニケーションスキルと
 金融・不動産知識経験があります(ファイナンシャルプランナー2級、宅建学習中程度)
 では自分は話にならないなと思った。
 もっと自分が今後生きていく上で強力でどこでも使えるスキルが必要とその時感じた。


|おまけの小さな要因|
・海の近くに住んで毎日サーフィンしたい!
 という妻の希望があり地方移住を検討してみたりしたが、
 いざ話を聞きに行ってみると現状の自身のキャリアでは実現可能性が低かった。
 でも、地方でもエンジニアを募集している会社は結構あったし、
 東京の企業だけどリモートワーク可能で地方移住しましたという話も結構多くあった。
 いずれにしても舵を切ってキャリアチェンジを図る必要があると強く感じた。




# なぜエンジニアを目指すことに?


|理由その1<生きるためのスキルアップ>|
・全項の続きで、生きていくために強力なスキルを身に付けたいと思い、
 その一つがプログラミングスキルだと考えたから。
・三大スキルと言われるコミュニケーションスキル、ファイナンススキルはある程度習得。
 あとはITスキルを身につけようと思った。


|理由その2<性格的に適職かもしれない>|
 未経験ではあるが、性格的に以下の点が自分にとって適職ではないかと予想した
 ・物事を分析したり要素を掘り下げて問題の原因を考えたりすることが好き
  =>実際金融機関でこれは財務分析などに生かされた
 ・真面目な性格で結構勉強が好き・苦にならない
  =>金融機関での資格取得も、土日に学習は進んでやってきた
 ・クリエイティブなことが好き、模倣して何か創ることが好きで没頭しがち
  =>趣味の音楽制作に通づるものがある
 ・面倒臭がりで常に楽をしていたいので、楽をするために頑張ることができる
  =>融資係のバックオフィスで無駄業務がいっぱいあったので
   自分なりに工夫して仕事を減らしてきた(手書き書類のデータ化等)




# 何エンジニアになって何をしたいの?


|やりたいのは生活を豊かにする為の仕組みづくり|
・あらゆるものを自動化する仕組みを作ってみたい。
 人間は人間じゃないとできないことだけやるようにして、他はシステムがやればいい。
 =>融資係では営業職にとっての「雑務」である決算書の修正や
  定型稟議書作成はなるべく自分が肩代わりし、営業職が「営業」に集中できるような
  環境を提供してきた。
  一番理想なのはその雑務を人間ではなくシステムが自動でやることだなあと思いながら。
・やりたいことに一番適している言語はpythonだと思う。
 ライブラリが非常に豊富で、データの抽出・加工に強い。
 「強い人工知能」「弱い人工知能」のうち弱い人工知能についてはpythonで比較的容易に
 実装可能だと思う。


|学習容易度と求人の多さからrubyを勧められ、現在はweb製作を学んでいる|
・まずはwebの仕組みを理解してオリジナルサービスを一つでも
 作ってみることから前進しようと思っている。
 夢の実現はこれから。