報告と相談です。
就活の話なので読みたくない人は閉じていいです。
先週、ついにA社から正式に内々定をいただきました。
下町の小さな地域密着型金融機関です。
自宅から通える距離ではないので、将来的には初の一人暮らしになるかと思われます。
ただし住宅補助が1万3000円しか出ないので、貯金できないしちょっときつきつな生活になりそう。
でも、支店を訪問したときの雰囲気がとてもよく、「ここで働きたい」と思いました。
心の底からそう思えた企業って実は初めてなのです。
なので内々定の連絡をいただいたときには本当に嬉しかった。
気持ちはもう、完全にA社モードになっていました。
ところが昨日、絶対だめだと思っていたD社からも内々定のお知らせをいただきました。
都内全域を営業地域とする金融機関。
規模は預金量や従業員数や店舗数などを考えて、だいたいA社の1.5倍くらい。
自宅から通えるので、貯金や生活は楽な方かと思います。
ただ、今日支店を訪問させてもらった印象は、A社の時のように「ここで絶対働きたい!」と思えるものではありませんでした。
家近いし、規模大きいから、まあいいのかなという感じ。
支店長、長時間お話をいただいたのに申し訳ありません。
そこで僕は迷うわけです。
これから先何十年と働くか分からない就職先。
一部からしか感じ取っていない「社風」や「人柄」に惹かれてA社を選んでよいものか。
現実的に考えて、家から通えるし規模もA社に比べて大きいD社を選ぶか。
僕は、「どんな組織に所属してもうまく順応していける」ような器用なタイプの人間ではないので、職場の雰囲気とか人柄を重視しがちです。
長く働きたいので、自分に合った雰囲気の職場で働きたいと考えるのは当然のことだと思います。
でも、入ってみて必ずしも自分が期待したような職場の雰囲気ではないと思います。
企業に入って何をしたいか明確ではない現在の自分が、自分の目で見た「職場の雰囲気」に基づいて就職先を選択するのは危険なことのようにも思われます。
他にももっともっと考えるべきことはあります。
単純な物差しで、給料の良し悪しで選ぶ人もいるでしょう。
住宅で苦労してきた両親はD社を薦めています。
今日支店長がおっしゃっていたように、仕事から疲れた体で帰ってきて、家に誰かがいて話し相手になってくれるというのはありがたいことだよ、というのもわかります。
A社に行ったら、今住んでいる戸建の家も相続する意味がなくなってしまうし。
来週の月曜日、はんこを押しに行ってきます。
A社とD社、両方同じ日にはんこを押すことになっています。
それまでには気持ちの整理をつけたいと思っています。
いろんな人のいろんな意見を聞きたいと思っているので、個人的な意見でも何でもいいので是非コメントをしてください。
参考にしたいと思います。
近い将来内定を蹴ってしまうことになる企業を志望していた学生の皆さん、ホントにごめんなさい。