このところ2~3週間の間に、現実を見た気がしています。
自分がどういう大人になるか、何となく想像がついたような感じです。
特にプライベートについて。
理想はあったけれど、現実的に幸せを考えようとするならば、清く正しく生きるよりも、賢く汚くだらしなく生きた方が近道になるだろうと思い直したのです。
そんなことはとうの昔に知識としては獲得していたのですが、理解はしていなかったのですね。
自分は昨日まで学園祭で、サークルの仕事を手伝っていました。
過去2年とは違う、まるで真面目な働きぶりだったのではないかと思っています。
それでも他の同輩と比べたらかなり力不足だったと言えるでしょう。
このやりきった感は単なる自己満足に過ぎません。
それは同輩達の僕に対する態度を見ても明らかであります。
心のやさしい下級生達の中には、僕に感謝の意を述べる者もいました。
大切なことはそこにあるのかもしれません。
真意を探ろうとしないこと。
飲み会で酔ったフリをして(いると思い込んで)ハイテンションでみんなに絡んで行くこと。
やっと、正しい大学生活の送り方を学んだ気がしました。
後はもう、誰かさんみたく自信に溢れておれば、僕はきっと幸せな20代を送ることができるでしょう。
そして30年くらい経って「あの頃は」と語りだすことが最高の幸せなんでしょう。