何でもない1日だと思っていたのに、いつもと同じスピードでなめらかに時間が流れていくと思ったのに。
ちょっと意識しただけで、こんなにも時間が小刻みに進んでいくとは。
何かが終わるわけでもなければ何かが始まるわけでもない。
そんなもん終わってしまったよと言いたい気もするし、まだ何も始まっちゃいないんだと思いたくなる。
とにかく区切りはここじゃない。
みんなと同じように等間隔で区切られていたんでは僕の気が穏やかではない。
区切るとしたら今年の8月か、はたまたイギリスの9月か。
しかしいくら歯向かっても手続きは待っている。
「あ、19歳はあと366日あるんだな、得した気分だな」と思ってから一年経つという郷愁もある。
"あの頃は"的なのはもうやめようと言ったじゃないか。
まあ、言うほど気にしてはいない。
周りは好きなようにしてけれ。
僕は意識したくないんだ。