最近は恋愛について考えることが多くなってのぅ...。
いや昔から考えないことはなかったんだけど、いくら考えても何しろ経験したことがないものですからヒントも無く完全に想像の世界、妄想の世界での思考であって当然それらしい答えさえも出ることは無かったんよ。
でもこれまでの俺の中での恋愛に対する思考というものは、形はよくわかんないけどとにかく良いものだった。
少なからず欲していた。
憧れていた。
羨望していた。
でも最近の思考では疑うようになった。
10代のうちにいわゆる青春的なことをして心が激動してその後の自分という人間を形成していって、そういう意味では「恋愛」っちゅうもんはとてもすばらしいもんだと思うんだがね。
だがねとかとても生意気な口調だがね。
ドキドキして電話してメールしてデートして手繋いでチューして悩み喜びそれが恋愛なんでしょ?
知らないけど。
その行為はすごく楽しいだろうし幸せだと思うんだけど、俺の心の闇を取り払うことは出来ないと予測されるわけなんだよね。
クラスの美人とそういう行為が出来れば
ブラウン管の向こうのアイドルとそういう行為が出来れば
街行く女子高生とそういう行為が出来れば
心は満たされるという時代は幕を閉じた。
そこで俺にとっての恋愛の価値は下がってしまった。
そういうありきたりな関係に閉じ込めることによって心の闇を忘れることは出来ても取り払うことは出来ないんじゃないか。
とか思っちゃう。
恋愛ってそんな大切なことなんだろうか。
っていうか恋愛ってなんなんだ。
何で人は恋愛をしたがるんだ。
何故人間は本能的に恋愛をするように作られているんだ。
そんな中学生みたいなこと別に深く考えなくてもいいなんてことはわかってるんだけどね。
今世界中で起こってる社会問題環境問題そんなものよりずっと知りたいと思うんだよ。
宿題なんかよりずっとこっちに時間を割いてるほうが利口だと思うんだよ。
で何の手がかりも得られないので図書館に行って心理学・哲学のコーナーからそれっぽい本を何冊か借りてきた。
それらのすべての本のタイトルに「愛」がついていて何か図書館のおじさんのところに持っていくのが恥ずかしかったのでちょっと関係ない本も借りた。
コンビニでエロ本と一緒に別の商品も買うようなもんだ。
ちょっと違うか。
たぶんあまり手がかりにならないと思うんだけど、その本を読んでみようと思う。
もうちょっと待ってね。