のなめブログ

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川の流れみたいなところがある

尊敬できる人がいなければ、目指す人間像というのもはっきりしない。

こういう人間にはなりたくないなという人は周りにたくさんいるのに、

こういう人間になりたいなという人は一人もいない。

今のところこういう人間になりたいなという人に一番近いのが僕自身だという状況なのに、

僕は自分自身にとてつもなく自信がないという奇妙な状態が続いている。

なりたい自分に一番近いのは僕自身だが今の僕のままでは程遠い気がしている。

周りが変わるんでもいい。自身が変わるんでもいい。

僕は今の僕を抜け出したくて、そのきっかけが欲しい。

同年代の周りの人々は結婚したり子どもができたり家を建てたり、

それぞれの幸せの方向をとっくに見出してそれに向かって猛スピードで駆け抜けていっている。

でも僕は駆け抜ける以前に自分の幸せの方向を見つけられていないし、

それ以前に、人として、男として、まだそこのレベルに全然至っていないと思う。

自分の幸せはどこにあるのか?それを考えるスタートラインに立つために僕は

ひとりの大人に、ひとりの男にならなければいけないのに、そこの段階に全然届いていない気がしている。

自分を卑下しすぎているようにも見えるかもしれないけど、そういう感覚をいつも持っている。

前の上司に散々こう言われた。

「お前は仕事ができるできないの問題以前に、ひとりの社会人としてなってない。年齢は大人なんだからよく考えろ」

その人のおかけでずいぶん精神的に追い詰められた日々もあったが、今となっては、

仕事人としてよりも人間として尊敬できる人はこの会社の中では彼以外に出会っていない。

僕はまだまだ全然足りていないのだ。

仕事の出来や、金を稼ぐ能力、人間的魅力を語る資格は与えられていない。

まずひとりの社会人として、というか大人として、あるべき姿に近づかなければいけない。

誰かに認められたいとか評価されたいとかほざくのはそれからだ。