のなめブログ

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看板息子

僕はひとつのことにしか気が回らない人だと思う。

あれもやってこれも気にしながらそれもやらなくちゃ、ができない。

仕事のことで言うと、お客さんに信頼されることを重視しながら、

職場内でも信頼関係を作る(つまりは上に好かれるようにゴマをする)

ていうことが同時にはできない。

例えばひとつのことに特化して情熱を燃やすことのほうがどちらかというと得意だ。

就職活動の時の適職診断等ではよく専門職・技術職タイプと診断されたが

何の専門性もなく技術も持っていなかったので今の仕事に就いた経緯もある。

今の仕事もそうだが、社会ってひとりの人、ひとつのことだけ向き合っていればいいようにはできておらず、

あれにもこれにも目を配っていないと生きられないようなシステムになっているような気がするんだよな。

家庭ができれば、仕事も自分の家庭も大事にしなくちゃとか、親の面倒も見てやんなくちゃとか。

そういうのが僕は下手くそだ。

学生の頃からあれもこれも勉強しなくちゃいけない、というのが苦手だった。

数学なら数学、英語なら英語にしか頭が回らなかったし、

そこにプラス学校行事で協力的な態度見せなくちゃとかがほんとうに苦手であった。

そういう不器用さを、社会に出て何年か経った今でも僕は引きずっているの出る。

たぶん浮気もできないと思う。

誰か一人に入れこんでそれ以外はおろそかにしてしまうので態度ですぐバレる。

一人にしか集中できないんだとにかく。

そういう、一般的には社会ウケしない僕みたいな人を、いつか誰かが何かしらの形で受け入れてくれるようになるのだろうか。

芸術家か技術屋になるしか、道はないのだろうか。