先週の火曜日、21歳になった。
21ともなると、20の時のように自信を持つことができない。
どういうことかというと、20歳といえば成人として一年目だから、大人としての立ち振舞いだとか、お酒の飲み方とか、世間の常識とか、まだ慣れてなくて分からないっすー、みたいなのがまだ通用する(と思い込んで、わきまえず大胆な言動ができる)けれど、21歳はもう成人2年目だからそろそろちゃんとしなくちゃいけない。
というプレッシャーを勝手に感じて自信を持てないのだ。
飲み屋で「今いくつ?」ときかれて「20です」というのと「21です」というのでは、こちらの答え方がだいぶ変わってしまう。
20なら、ついさっき(法的に)お酒を飲めるようになったかもしれないが、21なら少なくとも飲めるようになって一年は経過しているのだ。
そのプレッシャーといったら!
成人を18歳に引き下げようという話がある。
世論アンケートなんかでは、現行のまま20歳でいくべきだというのと、18歳に引き下げようというのと、半々くらいなように見える。
じゃあ間をとって19歳にすればいいじゃないかと僕は思うんだが、何故誰もそう言わないのだろう。
「キリが悪い」という理由で19歳にしないんであれば、そんなバカな話があるもんかと思う。
つまり19でちょうどいいくらいなんだから、たかがキリの問題で19を無視するのはバカだと言っているのだ。
と、そんなことを思う成人2年目の秋。