のなめブログ

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朝の

20090627052703
朝まで酒を飲むことを伝説のように語る若者を、僕はとてもダサいなぁと思う。

彼らにとってその出来事は「非日常」であり、またそれを聞く人にとっても「珍しいこと」だろうという考えのもと、話すのだろう。

しかしたいていは話のネタになるほど内容の濃いものでもない。

バンドメンバーとバーに行ったりなんかして飲んだり食べたりしていたら朝がきた。

目玉焼きみたいな朝日を眺めていたら降りるべき駅を過ぎていた。

この時間は疲れたキャバ嬢がいる。

ごみ収集車がいる。

しわくちゃのサラリーマンがいる。

おまわりさんがたくさんいる。

カラスやネコがいる。

僕は飲酒に付随する有益な事象よりも、酒そのものが好きなのだと思う。

素敵だとも思うし、二十歳のくせにくそったれだなとも思う。

でも何だかんだ飲む。

不安定な生活は自分で作っているんじゃないか、ちくしょう。