とにかく、結果を出すことにこだわりたいと思ってはいる。
だが何をもって結果というべきなのかわからないので、どういう手段を用いればいいのかもわからない。
「結果を出すこと」の遠い目標は何なのかを考えてみる。
それはやはり「デキる男」になりたいのだと思う。
自信にもつながるし、そうなれば就活はちょろいもんだ。
とは思っていないが、まともに幸せを目指そうとする男のうちの一人であるという自覚がある以上は、やはり何かしら結果を出したい。
1の結果を出すために100の手段を講じる。
というのはビジネス雑誌のインタビューで語るどこかの社長の格言のようだが、果たしてそれはどうなのだろうか。
ただ「結果を出すこと」を目標に掲げていいのだろうか。
たとえば「何かしら」の結果を出すことを目標に掲げる。
そしてバッティングセンターに行き、ホームランボードに当てるという結果を出すべく挑戦してみるとする。
その結果のために、キャッチボールなどをして動体視力を鍛えるという手段を講じる。
それが「デキる男」になるために通っておくべき道なのだろうか。
今のはたとえばの話だが、そういうつまらないことを考えているうちに時間が過ぎて機会を失って友達を失ってしまう。
僕自身何をしたいのかかたまっていないのだろう。
就職のために何かするという面がないわけではないが、自分の人生のためにも、今の自分を充実させて自信に溢れ前向きな学生生活を送りたい。
まだ半分を過ぎたあたりだから、今から考え始めても遅すぎることはないんじゃないだろうか。
金がないというのも実は切実な問題だったりする。
手段を講じる機会を根こそぎ奪うからだ。