自分に立ち向かいすぎたというか。
そんなような感じであった。
就活を進めていくにあたって、最後まで自分と向き合っていなければいけない。
多少背伸びをするためにも自分の限界を知っておくべきだ。
そういうわけで僕は大学生活を振り返ってみたり(まだ半分しか終わってないのにね)、自分の性格や価値観を見つめていた。
そして向き合いすぎておかしくなった。
これくらいまだへこたれるようなレベルではなかったけれど、自分があまりにふがいなく思われたので心が痛んだ。
全てが僕に悪く働いているように思われて、気がつけば酒ばかり進んでいた。
勉強が手につかなくて、パソコンを見ていたら朝が来た。
多分明日(今日)はほとんど人に会わないだろう。
会っても一人か二人だ。
これが自らの怠惰のせいであることは自覚している。
人混みが嫌い、という心の病気があるらしい。
嫌いというよりも、精神がうまく機能しなくなるといった方が正しい。
僕は、人混みは僕の精神を圧迫し麻痺させるので嫌いだ。
大学生の人混みが嫌いだ。
人混みの中にいると自分だけ取り残されて違う世界にいるような感覚に陥る。
僕は押し潰されないようにみんなを嫌う。
でも一人一人は多分いいやつなんだと思う。
かたまるから嫌なのだ。
こういうのは病気なのかしら。
甘ったれなのかしら。
井の頭。