先日新宿ディスクユニオンで、「コゾフ・カーク・テツ・ラビット」を840円で手に入れた。
クリームの「カラフル」を買うべきか迷ったが、マニア心をくすぐられて結局こっちを買った。
フリーの歌う人が変わって地味になった盤、という印象を受けた。
しかしコゾフが言うようにキーボードの存在は大きい。
映画「ベリー・バッド・ウェディング」を観た。
後で知ったことだがこの映画はキャスト・タイトル・ポスターでハメられる人が多い。
そして僕もハメられたうちの一人だ。
「キャメロン・ディアス」「ウェディング」「コメディ」というキーワードから何となくどういう系の映画なのかを推測して、軽い気持ちで観始めたがとんでもない映画だった。
観た人にしかわからないように書くが、娼婦とセックスをしているうちに娼婦が死んでしまう、というところまでは、コメディではなくそういうタイプの「マジな」映画だと思った。
ところが警備員まで巻き込まれるあたりになってくると、だんだんコメディへと傾倒していく。
キャメロン・ディアスまでやってしまうところまでいくと、「ふざけた映画」になってくる。
個人的にブラック・ユーモアは嫌いだが、いい意味で印象に残ってしまったことは否定できない。
クライマックスはばかばかしくて笑えるので、まあ結果的に観てよかった映画になるのかな。
でも人生のうち貴重な2時間を割くわけだから、本当はもっとマシな映画を観たい。