過去を捨てたいと思うのは、過去を思い出すことが辛いからではない。
それだけだったらただの情けない奴みたいじゃないか。
それに過去を振り返るなど今まで散々やってきたことだ。
僕は比較の対象を作りたくない。
人間にしても何にしてもそうだ。
過去と現在を比べる必要などないし、比べてもいいことなんてない。
だいたいいくら比べようとしたって比べようのないものではないか。
オンリーワンなんて偽善に過ぎなくて、僕はナンバーワンでありたいのだという話はこのブログで前々から言っている。
知らなかったら知らなかったでいい。
過去なんてなくなってしまえば、必然的に比べるものがなくなるので現在がナンバーワンになるわけだし、それこそオンリーワンになる。
たった一つしかない。
この世には現在しか存在しない。
そういう感覚を僕は持ちたいし、人にも持ってほしい。
僕は現在の人を過去と比べたくないし、人に現在の僕のことを過去と比べられたくない。
なあ、僕を比べないでくれるか??
そう言っている自分が一番過去を気にしていたりするんである。
人の過去を知りたいと思ったり、自分の過去を反省しようとしたりしてしまうんである。
知りたい人の過去を知ろうとすることは、多かれ少なかれ不利益しかもたらさないだろうということは想像がついているではないか。
自分の過去を反省しようとしているようで実はトラウマに打ちのめされているだけなのだということは、過去の反省から学んだことではなかったのか??
僕は勝手を言っているだけなんだと思う。