のなめブログ

noNameBlog

「ちょっとした」相対音感

知っている人は知っていることなんだが、実を言うと僕はちょっとした相対音感の持ち主なのである。

絶対音感ではないから、これが実際に何の音であるかとか、つまり雨の音やクルマの走る音が「あ、ソだ」とかはわからないんだけど、例えば簡単なメロディラインをちょっと聴けば、キーさえ教えてもらえればエレクトーンとかギターですぐ弾けるのだ。

ギター用語で言うと、よく知らないが、スケールが備わっているのでメロディを聴いた瞬間にそれを正確に(感覚で)把握出来るのだ。

…キーさえわかれば。

このキーさえわかればというのがポイントで、相対音感ではキーはわからないから頭で考えて探していくしかない。

そして相対音感のもう一つの弱点は、曲の途中でアクセント的に転調したり、メジャーコードをマイナースケールのメロディでやられるとわからなくなる。

僕の話の方がわけわからなくなる。

簡単に言うと邦楽はひねりがないから耳コピしやすいけど洋楽は色々とひんまがっているので耳コピしづらい。

「あたし絶対音感持ってるんだー☆」

という奴はたまにみるけど(そしてふーんと言う)、

「あたし相対音感持ってるんだー☆」

という奴は見たことがない。

自分では気付かないのかな。

実は僕はすでに小学校低学年の頃からこの能力に気付いていた(相対音感というものだとは知らなかったしみんな出来るもんだと思っていた)。

これは、軽く自慢である。

絶対音感は「音」を把握するもので相対音感は「旋律」を把握するものなんだ。

そう考えると、絶対音感より相対音感の方がミュージシャンっぽくてかっこよくないか??