のなめブログ

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イメージでの話だから俺も実はよくわかってねーんだけどさ。

音楽ってのは突き詰めて言えば「音を楽しむ」ことじゃない?

それに対して曲ってのはコードありリズムありメロディありでわりと型にはまってるイメージじゃない?

完全と不完全の話にも似てくるんだけど。

まぁだから音楽を作るってのは曲を作るっていうのよりもより「何でもあり」な感じがするわけだぁ。

音が楽しければ音楽になるかもしれないんだからさ。

でそういうイメージで言えば俺はこれまで「いい曲」を作ろうと思って曲作りに励んできた。

しかしよりグローバルなものを求めるんなら、「いい音楽」を作ろうという志を持った方がいいと思うのだよ。

例えばアルバム一枚作ろうとしたときに↑THE HIGH-LOWS↓のベストアルバム「FLASH」みたいに「いい曲」ばーっかり何曲も詰め込むのもありなんだけど、その中に何曲か「曲でない音楽」を取り込んだ方がメリハリついて面白いんじゃないかって思うんですよ。

味が出るのね。

やかんでも叩いて面白い音出せばいいっていってんじゃないのよ。

もちろんそれもありなんだけれども。

そういう「曲でない音楽」、「音としての音楽」を盛り込んでいったらアルバムを一枚聴き終えたときの印象が大分(おおいたじゃないよ)ちがうと思うんだ。

目立たなかった曲も目立ってくると思うんだ。

だから俺はね、曲を一曲ずつ作るっていう考えよりもアルバムを一枚作るんだっていう風に考えていったほうが絶対に面白いしいいのが出来ると思うんだ。

アルバムって一つのドラマじゃないか。

そう考えていくと、何のためにシングルがあるのか俺にはわからない。