妹が入学式だった。
つい最近俺が卒業した学校に入学。
今日はそれを見に行った。
といいつつ本当はお世話になった先生達にご挨拶しに行くのが目的だ。
スーツを着ていったので最初は驚かれたが、いろんな先生と会えてよかったです。
帰宅後。
朝早かったので昼寝をしてしまった。
もう夕方だったんだけど。
その時夢を見たんだ。
俺はまだ高校生で、授業の合間の休み時間、友達と「明日休みにならないかねー。」とか話している。
外は天気が悪くなり、雷鳴が鳴り響く。
「授業なくなるんじゃない!?」
「学校に雷落ちねえかなぁ」
と言うやつもいる。
そんなことあってたまるか。
その時、だんだん雷の音が大きくなっていたのがついに!
「ドーーーーーーーン!!!!!!」
グラウンドら辺に落ちた。
「やった、落ちたぁ!」
何でみんな喜んでんだよ、そんなに授業嫌いかよ。
と一人思う俺。
「ドーーーーーーーーーン!!!!!!!!」
また落ちた。
爆発して、炎が舞い上がって校舎の方に襲い掛かる。
これ、映画みたいにガラスがパーンって割れて炎が入り込んでくるんじゃないの!?
何でみんな喜んでんの!?
逃げないの!?
もう一度雷が落ちて爆発が起こったときにようやくみんなが逃げ出した。
結局映画のように窓ガラスが割れてみんなを襲うようなことはなかったが、みんな避難して帰宅した。
荒れた天気がおさまった頃、教室に戻ってみると数名の女子とムクちゃん(先生だよ)が残って教室の後片付けをしていた。
ムクちゃんはひどいなーと愚痴をこぼしていた。
ちょっと手伝って帰った。
夢の中では誰もが「学校なんかなかったらいいのに」と思っているかのようで不快だった。
こんな素敵なとこなのに。
大学生となった今、俺は大学でホームを探そうと必死になっている。
今日の先生達への挨拶と妙な夢で、高校がいかに自分にとって落ち着くホームであったかを気付かされた。
バイト先も今正直どちらかといえばアウェイだ。
やっぱりオアシスを見つけておくのは重要だな。