俺がうぬぼれる根底には、「自分は全てにおいて他人より劣っている」という意識がある。
じゃあどうしてうぬぼれるんだってことを今から説明するね。
この劣等感はかなり小さい頃から感じていた。
小学校か、幼稚園の頃からかも知れない。
その頃は他の子よりもずば抜けて運転音痴だったし、ずば抜けて頭が悪かったのだ。
さらに今から振り返ってみると好奇心が弱く臆病者、ケチなど短所がたくさん出てくる。
最後の3つは当時は意識していなかったのであまり関係ないけど、他の人に出来ることが出来ないなあと思っていたのは確か。
そんなわけで小さい頃から意識していたのでそれが潜在的に今でも残っているんだ。
だから自分には出来なくて当然だと思っていたことがたまたま出来てしまうと、それが普通のことであっても「出来たよ!スゴくない!?」と周りに自慢したくなってしまうんだ。
例えば俺は「自分は他人とは違う個性的な人間なんだ!」って勘違いしてるんだけど、それだって潜在的には自分を凡人で何もない人間だと思ってるからこそ、ちょっと変わったところがあるっていうだけで俺にとっては上出来なわけで、それをアピールしたくなったり実際にアピールしちゃったりしてしまっちゃったりするのだ。
もう一つ例え話をさせてもらおう。
俺以外の人間を全て「一般人」として、一般人のもつ文章力の平均を50として考えてみる。
俺は小学生の頃から親に「作文が下手くそだ」と散々言われてきたので、自分の文章力を10くらいしか持ってないと意識する。
そんな中ブログをやっていくうち、「面白い。文才がある」と言ってくれる人が現れ(こっちのブログじゃそんなこと言ってくれる人いないけどな。)、その評価が60くらいだったとする。
すると、自分で思っていた能力と評価とで50も差がうまれる。
その評価を100%信用するバカな俺は、今度は自分の文章力が60なんだと思うようになる。
いきなり文章力が50も上がり、いい気になってしまう。
だって俺が一般人だったら50が100になっちゃうんだからね。
100にもなればさすがに「俺スゴいんじゃないか」って思うでしょ??
でも俺は実際は一般人と10しか差はないのに100気取りでうぬぼれる。
意味わかるかな。
しかも実際に60もないかも知れないしね。
「劣等感を持った弱い自分にうぬぼれてんじゃねぇ」的な意見を頂戴しそうで心配なんだが、他に自分のどの辺にうぬぼれたらいいかわかんないからそこは目をつぶれ。
えっ、「どこにもうぬぼれるな」って??(キャラ崩壊)
俺は、自分には少しもうぬぼれられる要素がないと思ってる人間は生きる価値が薄いとおもっとるから。
生きる資格はあってもね。