前回のコメントにお預かりした「あいつ」とは誰なんだろー??
何かに固執しているように見えたら残念なことです。
前回の記事は、クリスマスなんて気にすんなよ!ってそう言ってる自分も気にしてんじゃんっていう滑稽さを味わってもらいたかったのです。
他虐風自虐です。
この面白さを西荻さんにわかってもらえなかったことや多少の不快感を与えたことに対して自身を情けなく思います。
あ、こんばんは喉が痛いひがです。
さて散々言っといて難ですが正直クリスマスは楽しみです。
もちろん彼女がいるわけでも好きな女の子がいるわけでもございませんけれども、楽しみなのです。
クリスマスは一年に一度のイベントです。
何もない日常の世界に、ポッと光を照らしてくれるのです。
他の時期がケならばこの時期はハレです。
少なくとも僕には何も起こりませんが。
街がちょっと雰囲気変わってライトなんかも綺麗にチカチカしちゃって好きなんです。
確かに「だから何だよ」というほど過剰にクリスマスを煽りたてるメディアは見ていて少々腹が立ちますが、街がこんな様子になるなら自転車で出掛けがいがあるというものです。
街に(小金井だったら長崎屋とかだけどな)出れば笑顔が溢れかえっています。
独りですが僕も思わず笑みがこぼれます。
それは嘘です。
しかしいつもいつもクリスマスが終わってしまうと街は何事もなかったかのような顔をして今度は年末年始の準備をします。
売れ残ったクリスマスグッズが割引になって売られているのを見ると切なくなります(「きれなくなります」じゃない、これは「せつなくなります」と読むんだ!)。
お正月の準備は綺麗ではありません。
古じみた和風のものが光も発せずに飾られていきます。
風情も何もあったもんじゃありません。
そんなことはありませんけどね。
しかし着物を着る人がいるのは素晴らしいことです。
あと餅も素晴らしいです。
餅という言葉を聞いてびくっとなった人がいるかも知れませんね。
何のことだかわからなかった人は気にしないでください。
とにかく僕は正月よりはクリスマスが好きです。
正月の準備期間が短いというだけの理由かもしれません。
しかしクリスマスというのは社会全体的に雰囲気が暖かくなるんですね。
愛の力ですか??
そういえばキリストの誕生日が何故恋人同士の特別な日になったのかはよくわかりませんね。
いつからなんでしょうかね。
とまあクリスマスは暖かいのです。
しかし正月は愛もなければ暖かさもない。
正月というのはそんな冷酷非道なやつなのです。
意味わかんない。
しかし僕も高校一年生の時はこのイベントをひどく憎んでいました。
てめえらイチャイチャすんなと。
思えばそんな感情から世紀の名曲「ロマンチスト~君にメロメロ~」が生まれました。
ご存じない方のために説明すると、この歌はキザな男がキザな言葉で女を口説く非常に気持ちの悪い歌詞になっているのです。
世の中の彼氏というものへの皮肉です。
高校一年生なのに可愛げがありますねー。
そこから究極の悩み解決法「仕方ない、俺にはムリ」を見いだしてからは何事も楽観的な気持ちで見ることができるようになり、今となってはただの能天気なちゃらんぽらんです。
どうして大学に受かったんだろう。
とにかく何もないよりは何かあった方がいいのです。
聖夜に独り淋しく過ごすことを嘆くのも、普段はできないいい体験ではありませんか。
そこまで前向きに考えられる奴がいたら見てみたいですねこの目でできれば眼鏡をしてじゃないと僕目が悪いのでたぶん見えないんですね。
しかし今年のクリスマスは楽しみですね。
何せバイトを始めるもんですから新天地で一体何が起こるのか楽しみでたまりません。
別に変なことを期待しているわけではありませんし(経験上何もないことくらいわかるんだよムフ)何も起こらないと思いますがやはりそれでも家でゴロゴロしているよりずっとドキドキするんですね。
この文章を読み返すかぎり僕がクリスマスに求めるのは何か自分でもまったくわかりませんが、まあ非日常的な何かなんですね。
そういえばちょっと前「クリスマス」という曲を作ってこのブログに歌詞を載せたのですが(よかったら探して見てね)、あの歌詞は本心ではありません。
「公害!公害!」と連呼しクリスマスを蔑んでいる歌詞なのですが、独り身のために寂しさを紛らす目的で作ったものです。
もちろん僕は当日に独りで部屋で歌うつもりです。
何だか話題がどんどん色んな方向に飛んでいってますがここでまとめて話を終わらせるつもりはありません。
今日は長く書きたいんです。
というわけで続けます。
今までクリスマスについて話してきましたがちょっとネタがないので話をずらします。
聖夜(だいたい聖夜って何)には恋人達はおデートします。
たぶん何か食べながらどこかでダベるんですね。
僕の想像です。
付き合ったことがない僕には一つ疑問があります。
付き合いたての頃は話していてもお互いドキドキ感があってそれがすごくいいんですね。
僕の想像です。
でも長い間付き合っていて慣れちゃって話していてもドキドキしない人たちだっていますよね。
僕の想像です。
そういう会話って、友達と喋っているのと変わらないんじゃないですか。
「恋人」が形だけになっちゃうんじゃないんですか。
いや、それは違うな。
友達になくて恋人にあるもの、それは愛さ。
僕の想像です。
愛って何だーー??
愛のある会話ってどんなだー??
この疑問に明確な答えがないことは知っています。
僕の想像です。
僕の大好きな甲本ヒロトさんは「愛はいらない」という曲の中で「恋の伝説に 愛はいらない」といって僕を泣かせてくれるのですが、その意味が感覚的にはわかりますがやっぱりよくわからないんですよー。
とりあえず、まるで高校生みたいな疑問を抱いている俺は本当かわいいな。
でもよくわからないんですね。
まあいいんですよわかんなくて。
わかったところで僕には関係がないんです。
僕の人生のなかでは愛というものはきっと意味をなさないものなんです。
ってものすごいネガティブになってきたからもうやめるぞ。
またね。