のなめブログ

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美しい涙

昨日泣いた。

奥田民生ユニコーン時代、忙しいとか老けたとか女の人をとられたとか左遷されたとかかわいそうな歌詞を書いていた。

そしてユニコーン解散後ソロデビューまでにブランクがある。何をしていたかというと、「釣り」だそうだ。そしてようやくソロデビュー。かと思いきやユニコーンのような活発さはどこへやら、ダラダラな音楽をはじめた。「FAIL BOX」の解説の言葉をそのまま使うが、奥田民生は人生に疲れた。悩みに悩んで悶えた結果今の奥田民生がある。そう考えると、奥田民生はすでに20代で老いに悩んでいるのだから、ひがはあと10年で老いに悩まされることになる。青春は一生に一度しかないのだから、今のうちにできることをやっておかないと後で後悔することになる。そして今のうちにたくさん悩んでおこう。これは一生の宝になる。でも受験で悩んでる暇はない。高二の時失恋でもして悩んでおけばよかった。

後輩に会ってこいつら悩めていいなぁと羨ましく思った。そして奥田民生の「青春」を聴いて泣いた。「泣け泣けもっと泣け」という歌詞に煽られて学校の中で泣いた。試験勉強をして夜10時ごろ帰ったら親に怒られた。理由は書きたくない。面倒くさい。高三にもなって親に怒られて自分が情けなくなったので、部屋で泣こうと思った。1000のバイオリンをおかずに号泣した。高校二年生はもう終わっちゃったのだ。悲しくなってブルーハーツをたくさん聴いてたくさん泣いた。情熱の薔薇はいい曲すぎる…シンデレラもマイナーだけど実はすごくいい曲。最後に青空を聴いて顔中の水分を全部出すくらい泣いた。美しい涙だった。

悩みたい。高校生のうちにたくさんの苦悩を抱えておきたい。高校時代の悩みは大人になったら抱えられないんだよ。

またね