もう少し贅肉がつけばもっと色んな服が似合うんだろうなと自分でわかっているつもりだが人間そんなに急には贅肉なんぞつくものではないわけでまずそのために肉を食わなければしょうがないのだけれども何せこの暑さでスタミナ系料理はあまり食べる気にならないしおまけにずっと夜勤夜勤夜勤で最近一日2食くらいになっていてしかもその分量が朝はパン2個と夕方に丼物一杯とかその程度のもんだからまあ贅肉がつくわけがないんだよねそんな生活しててとわかっていつつもやっぱり食べる気にならないのは何故だろうと考察してみたところ思い返してみれば僕は小さなころから食べるという行為がそれほど好きではなくて腹が減ってぐうぐうなるから仕方なく食事をとるというようなそんな感覚でもちろん卵かけご飯や納豆にハンバーグたらこスパゲティなど好きな食べ物はたくさんあったんだけどそれでも食事は生理現象に対する対抗手段というような認識を持っていてどちらかというと日常の生活の中で部屋を掃除する必要性だったり風呂で体の垢を洗い落とす必要性だったり歯を磨く必要性であったりといったような必要性に迫られた行為であったが故に僕は食べることを面倒くさいと思っていてでもそれは子供のころだったら嫌いな食べ物が多いからみんなそんなもんなんじゃないのかなと最近思うようになったけれどもそれにしても僕は食べる行為を面倒くさがっていて今でもそれは残っていて例えば朝起きて家に誰もいなくて食べるものも何もないから外に買い物に行くか食べに行くしかないとなったときにああ面倒くさいなあと思ってしまうと水を飲んで空腹をごまかそうとしてしまうなんてことを結構平気で日常的にやってしまったりするもんだから体重が増えず体に必要な肉もつかないのだと自覚はしているもののどうしても直らなくて結局そこらの普通の女の子よりも体重が軽かったり体が痩せ細っていて弱々しく見えてしまったり自分の体系にぴったり合うサイズの洋服を探すのに苦労したりと色々なところで不都合が生じているのをああ不便だなあと思っているのにもかかわらずでもでぶよりましかなんて気休めで思ってしまったりしてしまうから結局僕はずっと僕のまま
