のなめブログ

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10代の女の子同士の会話の内容って、王様のブランチ並みにどうでもいいことが多い。

それこそ地べたを這うような世間話(どういう例えや)を1時間も2時間もしゃべり続けている。

地べたを這うようなというのはつまり、鳩山政権の支持率がとうとう40%台を切ったねとか、ギリシャの財政難にIMFがどうとかっていうような話ではなく、とてもとても我々の生活に身近なお話ということである。

そういう話は聞き手が頭を使わなくても十分に理解できる内容だから、やや消極的・受動的に聞いていても話の中身をイメージしやすい。

逆に、新聞や本を読むときは自分の頭を使って中身を理解しなくてはいけないから、能動的に頭を動かさなければいけない。

では、10代の女の子の世間話×新聞のコラボは、どうなるのか・・・?

中央線に乗ってある場所へ向かう途中、新聞を読もうと思っていたら高校生の女の子たちがオリンピックの話をしていた。

→つまりどうあがいても、頭を使わなくても理解できてしまう女の子の会話の方に意識がいってしまって新聞に集中できない。

結局その会話を一部始終聞くことになってしまうわけだが、トリノオリンピックの話をしていて、4年前なのによく覚えているなーと僕は思ったのだ。

僕は当時興味も示さず「ふーん」と思って観ていたので、特に印象には残っていなかったし、そういうのって覚えているはずがない。

頑張って雪の上や氷の上を滑っている人たちと僕は関係ない人だと思っていたから、興味が無かったのだ。

でもそういうのって素敵じゃない。

あの女の子たちのように、純粋に日本人選手を応援してやることができるって、本当はとても素晴らしいことなのだ。

確かによく考えてみれば関係ない人が頑張っているわけだけれど、でも夢中になって応援するって楽しいし、4年後になって鮮明に思い出せるってとてもいいことだ。

ということでバンクーバーオリンピックはわりと日本人選手を応援することにした。

その後押しをしたのは、上村愛子選手のかわいらしさが12年間変わらなかった(それどころか魅力がUPした)ことだ。

悔しいコメントもとても大人びていて、でも競技に対する思いは純粋ですごく魅力的だなぁと思った。

ヘンタイなのかしら。

僕の通う大学からも今回のオリンピックに出場する選手がおらっしゃるらしいので、是非応援したいですね。

ふれふれー