大学に入るときもそうだった。
なるべく大学生活の明るい面だけ見て、自分の明るい未来を想像しては目いっぱいきれい事を言った。
初心では色々と頑張るぞーみたいなことを言うもんなのだ。
そしてそれを半分くらい本気にしているもんなのだ。
でも実際は?
思ったとおりに大学生活を充実させられなかったのは、初心を忘れたから?
意志が弱いから?
夢を見ていたのか?
社会人が働く姿がかっこよく見えてしまうのも実は本当に危ない罠で、自分が本当にかっこよく働けるかというとそれはなかなか難しい。
憧れの先輩と同じ会社に入ったとしても、自分が希望する会社に入れたとしても、自分にマッチした職につくことができたとしても、「人として輝けるかどうか」というのは別問題である。
その能力を、就活を通して身につけることができたものもいれば、そうでないものもいる。
「つらいことは何度もあったし辞めようと思ったこともある、でもそれを乗り越えた時のやりがいは大きい」
「仕事するときは仕事する、遊ぶときは遊ぶ、オンオフはしっかり切り替えます」
「人に信頼されたとき、すごく責任を感じるが、それがいい緊張感をもたらしてくれてやりがいになる」
そういうのってかっこいいんだけど、たぶんあこがれた方がいいんだけど、何となくあこがれてもいるんだけど、できないかもって思う。
うまくいってるやつの影にはうまくいってないやつが何千人もいる。
そう考えると自分の書いたエントリーシートがいかにもチンケなものに見えてくるので、考えないようにしようっと。
もう遅いか!