のなめブログ

noNameBlog

まみぞーらいっ

一年生の時、ドイツ語のクラスが大嫌いだった。

僕以外の全てが、友達を作り、休み時間騒いでいた。

中には、あまり仲良くできない人もいたが、それでも僕みたくふさぎ込んでいたわけではなく、何かあれば近くの人と会話をするような、そういう人だった。

ある女の子が、何となく様子が変で(それも僕ほど奇人ではなかったけれど)、少し浮いている感があるなーと僕は観察していた。

その女の子は隣の人に話し掛けに行ったりもしていて、まあ変だけど友達はできるんだろうと思っていた。

最近になって、よくその子を見かける。

メイクの仕方やファッションを覚えて、見た目は結構可愛くなったように見える。

だが、いつも1人だ。

1人で、いつも僕のことを「あ、この人ドイツ語であたしと同じクラスだった人だ」という目でチラチラと見てくる。

この人、友達あんまりできなかったのかなぁと少し気になる。

ほんの少しだ。

あとは、恥ずかしいからあんまりこっちをチラチラ見てくんな、と思っている。

僕が明日から大学一年生になって、大学生活最初からやり直していいよと言われたらやり直すだろう。

今度はうまくやってやろうと思う。

ドイツ語のクラスでも友達を作ってやろうと思うし、その女の子にも話し掛けるだろう。

「イギリスでライブ」よりもっと凄いことができる自信がある。

もしやり直して2年半過ごしてみても今と変わり無い状態なら、それが僕の実力だということだ。

あー、久々に空想したなぁ。