今の僕を社会人が見たら、「学生気分の抜け切れていない甘ったれ」と思うだろう。
僕もそう思う。
「大人な学生」は、今からすでに「社会に出て自分が勝ち組になるには」ということを考えている。
「勝ち組になりたい」という思いと「負け組になりたくない」という強い思いが、その人の行動力のインセンティブとなっている。
そして社会はそういう人間を強く求めている。。。
つまりこれは資本主義だ。
「自分だけは何とか…!」というが強い人ほど貪欲で行動的で向上心がある。
きっと資本主義社会のような効率の良い社会では、こういう効率の良い人間が受け入れられる。
だが僕は前々から社会主義的な考えを持っていて、まず「勝ち組」「負け組」の概念があまりしっくりこないし、従って「勝ち組になりたい」とも「負け組になりたくない」とも強く思えないのだ。
例えば「負け組」を目の当たりにしたら「ああならなくて良かった」と思うのではなく「何だこの格差は」と思う。
これは経済的な話だけに限って言っているのではない。
出来るだけ人に優しくしたいし(裏を返せばそれは甘やかすことになるけれど)、優しくされたい。
だから甘ったれなのだろう。
そして資本主義社会からは迎合されないのだろうと思う。
特にグローバル化が進んで必死にアメリカを真似しようとしている社会なのだから。
社会主義的思想は全体的に見るとやはり非効率的なので、再評価されることはまずないだろうとにらんでいる。
んー、どうしよー。