このブログでは何度も言っているけど、僕の思考の根幹にあるのは「主観重視主義」だ。
僕が組み合わせて作った言葉なので、実際にそんな言葉があるのかはわからないけれど。
よく「自分を客観的に見ることができるようにならないといけない」とか「客観的な意見も取り入れるべきだ」なんて言う人がいるけど、彼らはそもそも客観なんて存在しないのだということをよくわかっていない。
彼らが客観だと思っているものは「一部の誰かの主観の集合」であるか、「誰かの主観」であるか、ただの幻想に過ぎない。
第三者の意見は「客観的な意見」ではなく、「第三者の主観」でしかない。
だから客観なんてものは実在しない。
主観にばかり頼っていると、目の前しか見えなくなって、大事なものを見失ってしまう。
確かにそういうこともあるが、だからといって客観が正しいということにはならない。
そういう時は第三者の意見もきいてみればいいが、それも所詮は第三者の主観に基づく意見であるから、当事者の様態を正確に表していると思わない方が良い。
僕はよく「自分を持っている」「芯が強い」「しっかりした考えを持っている」「頑固だ」と言われる。
でも、信じてもらえないかもしれないが、決して人の考えを受け入れないというわけではない。
例えば人からアドバイスをもらったら、それはその人の主観に基づいたアドバイスであって、詳しい事情も性格もわかっていない人からの言葉なのだ、という意識を持ちながら聞いている。
その意見は正しいかもしれないし間違っているかもしれないけど、最終的には自分が考えなくちゃならない。
取り入れるも突っぱねるも僕次第だ。
だから「自分の考えをしっかり持っている」なんて言われるのかもしれない。
本当はそうでもないのに。
以上、今日は僕の思考回路のおさらいでした。