最近少し勉強が楽しいと思えるようになってきて、真面目に授業に出ようと思うのだけど、何せ人が多い。
僕は人ゴミが本当に嫌いなのだと思う。
ひとりひとりで見るとそれぞれ個性があってたまにいい奴もいるのに、ひとたびそれが塊になるとゴミと同じかそれより価値のないものになる。
人は誰かといるとまわりが見えなくなる、と散々学校で習ってきたが、それの延長に大学生がいて、会社法の講義の教室なんかゴミ処理場さながらのクソ空間だった。
しかしその価値観は僕自身が自分を一匹狼たらしめるためにカッコつけて言っているものではなく、精神的な疾患に近いものかもしれない。
別に「大学生は集まるとクズになる」と言うことはカッコいいことではなく、むしろ授業に出られないことで人から遅れをとるために、ただ損なだけのことなのだということは明白だ。
実際次回の講義の時に、出ればよかったとひどく後悔する。
それは去年の刑法の授業でわかっていることである。
人ごみで僕が「みんなが俺の酸素を吸っている」とよく言うのは、友達をわらかそうと言っているのではなく、本当にみんなが僕の吸うべききれいな酸素を吸っているような感覚がして、気分が悪くなっているのだ。
授業に出ないのも飯を食わないのも、人ごみが気持ち悪いからなのだ。
大人からみたら「甘えたこと言ってんじゃねぇ」なんて言うのだろうと思う。
でもそれはうつ病の人に「ちゃんとしろ」と言うようなものである。
ゴールデンウィーク明けまではとにかく、みんな真面目なので人の多さに耐えなくてはならない。