学校の先生は、時に間違ったことを教えたり正解のないものまで教えちゃったりする。
それに学校へ行くことは社会的に見れば半強制的なものだから、先生に逆らうことができる。
しかし教習所の教官はそれと違って、教えることのすべてが正解であり、必要なことである。
それに教習所に通うことは、社会的に必要とされていることではなく、自ら進んで金を出して通うものである。
だから眉毛を剃ったヤンキーのような輩だって教官には逆らわないし、もちろん僕も逆らえない。
つまり教えられたことと違うことをすれば絶対的に僕が間違っているということになるのだ。
言い訳をする余地も与えられないのだから、これはストレスがたまる。
教官は悪くない。
僕が悪いのだ。
そうでしかない。
春の陽気で風が気持ちいいのに、運転が下手なのでかえってストレスがたまるのだ。
変な気分だ。