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堅実な人生なんてつまらない

堅実な人生なんてつまらない

と思いたい気持ちはやまやまだが、危ない人生が楽しいかどうかはわからない。

極端な話で言えば、「俺は毎日コンピュータに向かってるサラリーマンなんかより、ガラクタ売ってる方が楽しいんじゃい」とか何とか言って不安定な生活を好むことができるかどうかの問題だ。

それもやはり「心の余裕」次第ということか。

今回は収入の多さの話ではなく、安定の話だ。

「そりゃ安定してる方が絶対いいっしょ!」と鼻で笑うような人種が僕は嫌いなのだが、僕は心に余裕があるとは言えないのでやはり危ない人生は避けたい。

「安定している方がいいに決まっているので」、ではなくて、「不安定は怖いので」、という理由で僕は安定志向に傾いている。

「安定絶対」人間は、自分は世の中のすべてもしくはおおよそを知ったものと勘違いして「安定がいいに決まってる」と諦めて(諦めていることには気付かず)、価値観を閉じ込めているようだ。

「安定」=「大人」=「いい」

と思っている人間は、やはり僕はとっちめてやりたいと思う。

僕が今後、何ヵ月、何年、何十年とかけて、経験から「安定絶対」人間になるかもしれない。

しかし「大人に教わった」とか「テレビが言ってた」とか「20年生きればわかるっしょ」というバカな理由で「安定絶対」人間になったような者は、僕はとっちめてやりたい。

安定が悪いことではないんだ。

だいたいの大人が人生の終わりぎわに「安定した人生を送れ」と言い残して逝くんだから、悪いことではないんだろう。

でもそれを素直に信じてしまうのはどうもカッコ悪いので、自分で確かめるべきだと思う。

究極の話をすれば、安定がいいかどうかなんて自分で生きて死んでみないとわからないことなんだ。

ただ僕は、多くの人がそうであるようにやはり怖いので、価値観が「安定」と「不安定」の間で揺れ動いている状態なのだ。

きっとまた価値観はコロコロ変わるんだ。

それは、カレー食べたい日があればラーメン食べたい日もある、というようなもんだ。

違うな