5時に寝たが9時半に起きてしまい、午後の予定までに相当暇が出来た。
僕が朝飯を食う前に母親は仕事に出かけてしまい、家には僕一人きりとなってしーんとした。
朝飯を食うでもなく僕は外に出てみた。
日が出ていてぽかぽかしていたので、ジャケットは着なくても十分だった。
とりあえず近くの本屋まで歩いていってみたが、広告批評の最新号はまだ並んでいなかった。
天気がよかったし、それより何より気分が良かったのでもう少し歩こうと思った。
東八道路沿いに一人でのんびりと散歩をした。
南半球にいても小金井にいても、僕のやることはあまり変わらなかった。
一人でのんびりだらだらする。
サンクスで缶コーヒーを購入して、僕は何故かわからないけどメチャクソ気分がよかったので、その缶コーヒーを信号を待ちながらひどくかっこつけて飲んだ。
自分が気持ち悪いと思った。
信号を待ちながら、歯磨き三四郎のことを思い出した。
僕は自分でこの記事が大好きなのだ。
しかしそれにしても最近は抱きしめるという行為について考えなくなった。
現実とあまりにも遠くかけ離れているだけあって想像力が働かなくて、なかなかイメージしづらいのだ。
その辺のことはどうでもいいやと思った。
そう思えたのも、バカみたいに気分がよかったからだ。
そんな稀に見る穏やかな僕のひとときに、The WhoのHeaven And HellやらThe Real Meやらを聴いていて、僕はノリノリになってさらにバカみたいに気分がよくなった。
最近本当に、The Whoが好きすぎてたまらない。
The Whoまみれの日々を送っていて、思わず僕はキース・ムーンになっちゃったような錯覚におちいる。
別におちいらないが。
途中からLed Zeppelinに切り替えた。
The Whoの中期・後期はLed Zeppelinと変わらないだろう。
そういうよくわからない理論でRock And Rollとかを聴いて、さらに気分上昇するのかと思いきや、僕の足はこの小散歩のみで疲れきってしまったようで、テンションがいくらか下がった。
運動をしなすぎなんだ。
唯一今年の初めから再開していた腕立て伏せ×100という、これは運動じゃなく筋トレだという意見を無視しながら行っていた日課さえ、オーストラリアに行ってからとまってしまった。
根性無しなのではない。
めんどくさいんだ。
どっちにしてもあんま意味はかわらない。
いや眠いんだ眠いんだ眠いんだそれだけなんだ疲れきっちゃったんだ