ブログを日記として使うのは好きではないけど、別にブログを日記として使ってはいけませんと決められているわけではないし、最近何故か更新してなかったし日記でも書こうかと思う。
たぶん読んでもつまらないものだと思う。
一週間ぶりに日曜日がやってきた。
前日は12時ごろには寝たのに、10時過ぎまで寝ていた。
まあ、テストも終わったしこれからは毎日が日曜日みたいなもんだからだらだら寝ててもいいんだけど。
毎日が日曜日じゃなくても今日は日曜日なんだけど、ってそんなことはどうでもいいすね。
今日の予定は、夕方からバイトがあるくらいだった。
6連勤の3日目だ。
というわけで夕方までは暇人なので、ご飯を食べて部屋で音楽ごっこをしていたんだけど、一時間くらいで飽きて外に出かけることにした。
音楽ごっこというのは音楽を聴いたり楽器を演奏したり音楽を作ったりすることで、音楽を聴きながら楽器を演奏したり、楽器を演奏しながら音楽を作ることももちろん音楽ごっこのうちに入る。
ただし、音楽を聴きながら音楽を作るなんてことは出来ない。
もし音楽が作れたとしてもそれは音楽を聴いていなかったという証拠だ。
そんな話をいちいち広げる必要はなくて、もちろん何故それを音楽「ごっこ」というのかという説明をする必要もここではない。
僕は新宿へ行くことにした。
何も目的があって行くわけではない。
と書きたかったけど本当は目的があって、H.I.S.の本社に行って旅行の相談をしてくることだった。
ちなみにH.I.S.は点をとるとHISになって「彼の」という意味になる。
それからエッチなことをしてなる病気はHIVだ。
脱線した。
2月中旬に、「ひが、初の海外ソロツアー!!」と称してオーストラリアに旅行に行くという話を周りにするだけしておきながら、何の計画も立てていなかったのでとりあえず旅行会社に行ってお話をしてこようじゃないかという魂胆だ。
新宿まで行く必要があるのかどうかわからないけど、親の意見を参考にして新宿本社まで行くことにした。
買ってもらったばかりのコートを着て、長すぎるユニクロの白いマフラーを巻いて僕は家を出た。
「これで新宿なんかに出たらスカウトされちゃうな」と親に言ったのはあくまでも冗談だ。
でも京王ストアのチラシの衣料品のモデルくらいなら載れるんじゃないかとは思う。
何が言いたいのだ僕は。
バイト先に立ち寄って飲み物を買おうか迷って、結局やめて素通りした。
新宿まで行くのに290円もかかるとは、日本の交通機関はとても高いですねぇと思った。
でも高いのはJRだけなんだよ。
久しぶりに中央線に乗った気がした。
本を持ってきたので読むことにした。
志賀直哉「暗夜行路」。
何だかんだ9月くらいに読み始めたが、時間がなくて結局まだ前編も読みきっていない。
頻繁に読んでいるわけではないので、内容を忘れてしまったりして、中身は半分くらいしか理解できていない。
でもここで読むのをやめるのは志賀直哉に悪いと思ってわからないなりに読んでいる。
もし俺が志賀直哉だったら、「わかんねーよ」と言って投げ出されるのはとても悲しいと思うのだ。
しかも「暗夜行路」なんてーのは半分以上自伝みたいなもんだから余計に。
新宿に着いたけど、いつもより人が少ない気がした。
降りる人が先で、乗る人が後という暗黙のルールを平気で無視するおっさんやおばさんが各ドアに必ず一人はいるもんである。
僕はいつもそれに対して皮肉的な意味を込めて「ぶへへへへへへ」と笑いながら降りる(実際そんなわけないじゃないか)わけだけども、これよりも意味わからんと思うのは駅のトイレで手を洗わないおっさんだ。
「駅で手を洗わないおっさんがいる」というと、そういうおっさんが少数派みたいに聞こえるが駅のおっさんの半分はトイレを手を洗わずに出て行く。
その手でチカンされた女の子はかわいそうだなぁとか思いながら、僕はゴシゴシ洗った手でチカンをする。
いや、しない。
話がまたずれた。
南口ということだけ聞いて家を出てきたのでいささか不安はあったけども、駅を出るとすぐにHIV、じゃなくてH.I.S.の大きな看板が見えた。
今「いささか」という単語を何の不自然さも感じさせることもなく使うことが出来たことに若干の喜びをおぼえている。
久々の新宿はちょぴっと変わっていたけど、あの何が言いたいのかよくわからないごちゃごちゃした雰囲気は変わりなかった。
そして案外何の困難もなく目的地へたどり着いてしまった。
「あああああああのあのののあのあの、オオオオオススオオスオオスススオーオーストラリア」
「はい、オーストラリアへの旅行のご案内ですね、あちらにかけてお待ちください」
「すすすすっす、すすすいすいすいいいすす吸いません」
そんな感じではないけども僕は席へ案内されると、担当の人に名刺を渡された。
名刺もらう時ってとっても焦る。
「えーどうしよ、僕自分の名刺持ってないですけど、人の名刺でもいいですか?」
そんなことはしなかったけども希望の日にちとかそういったことを伝えて空きを調べてもらったりして、2月26日出発ならちょぴっと高いけど一番都合がいいような感じだったので、親に相談することにして引き上げた。
新宿まできてただ話を聞くだけで帰るのはもったいないので、寄り道をしようと思った。
と言っても僕は新宿といえばロックインと河合塾しか知らないので、河合塾にかわいい女子高生を見に行くツアーをやってもよかったんだけど誰がどう考えてもばかばかしいツアーなのでやめて、ロックインに行った。
別に欲しいギターがあるわけでも欲しいベースがあるわけでもなかったので、ピック10枚だけ買って帰ることにした。
10枚で315円というなんともオトコな、いやオトクなピック。
次のライブでピックお客さんに投げるパフォーマンスやろうかしら。
腹が減ったので何か食べようと思ったが、新宿はどこにいても落ち着かないので地元に帰って食べようと思った。
見上げるとエッチな映画館があって思わず吸い込まれそうだったが、と言いつつ別に吸い込まれそうではなかった。
大人のコンビニという怪しげな文字にも誘われたが、ああいう店はほんとにやっていけるほど儲かっているのだろうかね。
切符を買って改めて思うんだけど、新宿まで往復580円はやっぱり高いぞと。
帰りの電車は本を読む気にならなかった。
中央線には日曜日なのに制服姿でうろちょろしてくれるサービス精神旺盛な女子高生もちらほらいる。
高校時代は隣の席に女子高生がいたのに、大学生になった今となっては女子高生との接点は皆無になって、僕の中でそれは神格化された。
あ、そういえばバイト先に最近年下のかわいらしい女の子が入ってきた。
「あああああああの、よよよよろしくおねねんがんねんあねがいしますね、わからっかっからかないことがあったららあら、ぼぼぼぼくにんななななんでもきいちゃってくだぁさぁぁぁぁ」
そんな感じにはならないけど、年下とどう接したらいいかは難しいものがある。
数日前それについて考えていたら新たに人付き合いに関する悩み事が出来てしまったので、誰か相談にのってください。
あの、本気で相談にのってほしいんです。
で無事女子高生の誘惑に打ち勝って武蔵小金井までじっと座席に座っていられた僕ですが、自分のとこのセブンイレブンで買わずに、ファミリーマートでチキンを買って食べた。
自転車に乗ってJUDY AND MARYを聴きながら自宅へと疾走した。
何故か今年に入ってJUDY AND MARYを聴きまくっている。
素敵だからしょうがないですねこれは。
バイトの時間が近づいていたので、コープで買い物をしてご飯を食べようと思ったが、夕方の時間帯は暇人の方たちがレジを占領していてなかなかその列に並ぶ気になれなかったので、諦めて隣のサンドラッグに向かった。
サンドラッグに入るとこれまた三つしかないレジに暇人の方たちみんなで寄ってたかって気持ち悪かったので、少し離れたさっきとは別のファミリーマートでカップヌードルカレー(BIG)を購入した。
レジのおばさんがちょっとだけ物分りが悪かったのでおつりを一人で間違えたりしていたけど僕は「あはは」なんていいながら早く53円よこせよという目をしていた。
でおばさんは53円を遅くよこしてくれたので僕は「あはは」なんて言いながら、言ってないけど、帰宅した。
そこから40分の間に起こった出来事はちょっとアレでとてもじゃないがこの場で公表することが出来るものではないので、省略させていただく。
僕はバイトへ向かった。
僕はふわふわしてそうな名前の人と、新しくできた村みたいな名前の人との中でそこそこいい働きをした。
独りカップ麺の向きを揃える大会とか、独りじゃがりこの向きを揃える大会とか、そういうあんまり気付かれにくい、評価されにくいことをやっていたら本当に気付かれなくて評価されなかった。
あと弁当の品出しも猛烈なスピードでやったつもりだったんだけど、気付かれなくて評価されなかった。
で帰宅して、ええとええと、それくらいです。
おしまい。
そういうわけで、僕の人付き合いに関する悩みの相談に乗ってくれる人を募集します。
募集というと感じ悪いなぁ。
誰か僕と一緒にお話しようよぉ!
気持ち悪いなぁ。
まあそんな感じで誰か求めてます。
さよなら。