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恋の伝説に 愛はいらない

THE MUSICIANSファンのそこのあなたはもうすでにTHE MUSICIANSのブログの方で俺の行動をチェック済みかと思うけど一応書いておくと、俺が昨日疲れた身体で合宿から帰ると、家族は府中競馬場に花火を見に行くということで家に誰もいなかった。

ある一家と一緒に見に行ったらしい。

父の元同僚一家で、昔は家族ぐるみの付き合いもよくあった。

俺より一つ下の女の子が一人、それよりいくつか下の男の子が一人の、うちと同じ四人家族だ。

その女の子とはお互いちゃん付けで呼び合うくらい仲がよかった。

俺のことを「涼ちゃん」と呼ぶのは生涯でも彼女だけだろう。

お風呂に一緒に入るような仲にまでいっていた。

まあ字も書けないくらい小さい頃だったけど。

お互いの引っ越しもあって俺には中学受験とかもあってここ数年間は全く会っていなかった。

年賀状がたまに来たり来なかったりする程度。

一時期携帯電話をまだ持っていなかったころ、パソコンの電子メールでのやりとりがあったりしたけどそれもなくなった。

元気かなーとか思うことはたまにあったけど会わなかった。

派手に女子高生やってる(?)という噂だけはきいていたけど、そんな彼女に昨日会う機会があったのに俺はそれを放棄した。

家族には一応「合宿帰りで疲れてるから」という言い訳をつけて行かなかったわけだけども、無理をすれば行けないことはなかった。

イケイケの女子高生と話をするというただそれだけでも気を遣わないと間をもたせられないのに、俺の頭で考えることを一切知らない家族が側にいて会話をきいているかと思うと恐ろしくてそんなことは出来なかったのだ。

要するに面倒くさかったんすよ。

家族が帰ってから聴いた話によると、彼女は彼氏を連れてきていたらしい。

行かなくて本当に良かった。

その場に俺がいたら面倒くさ過ぎて泡噴いたかもしれない。

……………おいちょっと待て彼氏だと??

彼氏いるの??

いや別にいいんだよ。

狙ってたとか期待してたとかじゃないしいいんだよ。

そりゃ確かにこのままじゃ女子高生と付き合えないまま高校卒業しちまうーとか焦ってた時に最終手段として候補にあがった人物ではありますよ。

でもそんなんどう考えても面倒くさ過ぎて諦めましたよ。

そりゃいるか、彼氏くらい。

イケイケ女子高生だもんね。

俺は何も知らないけどさ、こういう人たちは恋愛なんて所詮一つの遊びなんだろうなあとか思っちゃう。

ていうか所詮「恋愛」なんだよ。

目的が恋愛なんだよ。

一緒に遊んで共に笑い共に泣きたまにセックスし飽きたら別れてゲームみたいなんだよ。

彼らにこういう話をしたらきっと「自分は違うよ、ちゃんと相手を想ってるよ」とか言うんだろうけど、それに満足しているだけでいわゆる恋愛に自惚れているだけの状態なんだよ。

「あー彼女欲しいー」

「あー彼氏欲しいー」

とか言う戯言はそこから来るもので彼女や彼氏が恋しいわけじゃなく恋愛が恋しいだけだと思われる。

特に若いくせに「恋愛」経験豊富な人。

お互い気に入ることが出来る男女がドキドキしあって分かり合うのが恋愛??

もう、俺にはそんな定義とかいらないんすよ。

そんな誰かが名付けた「恋愛」なんかに手を漬けたくはないんすよ。

ロマンチックなシチュエーションだとかドラマチックな事件とかいらないんすよ。

求めるものは一つしかないのだ。