運動オンチだ。
だからスポーツが嫌いだ。
周りにもスポーツ嫌いと言っているしこの肩幅を見ればスポーツをしない人だというのがよくわかる。
でも独りでトレーニング的に黙々と泳ぐプールは好きだ。
というわけでまた府中の市民プール、行ってしまった。
泳ぎまくった。
クロールで計900m、平泳ぎで計600m。
泳いでるときは無心になれる。
もしくは考え事が出来る。
そう思って泳いでみるのだが、僕は相変わらず息継ぎが下手くそなので、泳ぎに集中してないと息が苦しくなってしまう。
今日もクロール途中で息が苦しくなって、何とか壁にたどり着くために手足の動きが早くなってそれからバタバタになって、もうはたから見たらこう思っただろう。
「あ、何か線がおぼれてる」
序盤かなりjkな...あ失礼kyな小学生がいた。
この市民プールは室内の25mプールで、コースが3つにわかれている。
一番左のウォーキングコースはおなかの重たそうなばあさんたちがのそのそと歩いている。
真ん中の自由コースは縦に泳ぐも横に泳ぐもまっすぐ泳ぐも曲がって泳ぐも泳がないのも自由。
カオス。
若年の少年少女たちがうじゃうじゃしている。
そして一番右の完泳コースが僕の利用するコースで、おじさんおばさんを中心に若い人も黙々とまっすぐ泳いでいる。
完泳コースはこのように泳がないといけないのだが、そのjk...じゃないkyな小学生は、
このように泳ぎ始めたのだ。
すると今までの
の流れが、
になってしまい、おまけにそのjk少年の後ろをおばさんがついて泳いでいったので完泳コースは一時混乱状態になった。
さらに前に泳いだ人にぶつかってしまわないように、少し間をおいてから泳ぎ始めるというのが暗黙のルールというかモラルであるのに、jk少年はそれを破って自分のペースで泳ぎ始めるので前の人を平気で抜かしたり横をひょろひょろ泳いでったりするので、あまりにも腹が立って反撃してやることにした。
少年が半分くらい、つまり12.5mほど泳いだところで俺が後ろからスタートし、爆泳した。
その少年も相当速いペースで泳いでいたのだが、俺の爆泳はそんなもんじゃなく、すべてのエネルギーをクロールにつぎ込み残り3メートルくらいのところで少年を追い抜き、俺は少年にわかるように勝ち誇った表情をしてゼェハァした。
もう小学生にこんなに競争心をむき出しにすることはないだろう。