大学生活のジュージツとは何だろうか。
たくさんのトモダチがいることだろうか。
試験でイイ成績をとることだろうか。
サークル活動にネツを入れることだろうか。
ゼミでチューシン的人物になることだろうか。
コイビトとセックスすることだろうか。
そのどれでもあるような気もするし、どれでもないような気もする。
どれもこれも、何かをするにあたって便利だから、という実利的な理由づけができてしまうこともあるから、僕は弱腰になるのだ。
格好悪いカッコつけというよりも臆病者なのだろう。
臆病が余計に僕を無能にする。
大学生活も半分が過ぎたが、僕は知らず知らずのうちにあらゆる可能性をつぶしまくるという日々を送っていたのであった。
今さらそれを若さのせいにすることはできまい。
残り物をどう料理するのか。