のなめブログ

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世界に一つだけの鼻

オンリーワンな存在と言われてもちろん嬉しくないことはないのだが。

というかすごく嬉しいのだが。

俺はオンリーワンが好きだしそれで充分なわけだが、世の中にはナンバーワンな人間がいてそいつらは誇らしげな顔をして日々を暮らしていて、オンリーワンなんか全然相手にされなくてそれが悔しい。

しょうがないけど悔しいんだよ。

ナンバーワンは明確なのにオンリーワンはすごく曖昧でいくらでもごまかしが利くし人を褒める時の逃げ道になる。

最終手段になる。

だからなかなか信用出来ないし果たしてオンリーワンが本当にいいことなのかどうかも疑わしく思えてしまう。

「僕には恋人がいるけど、君は僕にとって特別な人なんだ。」

ああそうですか。

何何、特別賞って何。

優勝じゃないんでしょ。

優勝者めっちゃ喜んでますけど俺もあのテンションで特別賞喜んだ方がいいの??

そうしなきゃいけないの??

求めすぎですか。

優勝する権利は与えられないのですか。

周りからの信憑性のない「すごい」の言葉に喜びを噛みしめながら、ナンバーワンを指くわえて羨望することしか許されないのが俺なんですか。

それは今のままの俺に、ありのままの俺に原因があるのではなくて、運命ですか。

俺はそういう人生を歩むように設定されているんでしょうか。

ほらほら、こういう被害妄想が気持ち悪いんだよ。