さっきちょろっと書いたが自分を好きになったことはかなり大きな悪影響をもたらしている気がする。
好きになっちゃいけない自分まで好きにならざるを得なかった状況が心苦しい。
自己陶酔とは違う感じ。
自分が好き。
最初は自分の事が嫌いだった。
高1か高2くらいまでは。
不器用で何も出来ないダメ男だから。
というか自分のことをあまり知らなかった。
自分の内面まで深く考えるようになったのは高3になってからだから。
自分を好きになっていった経過はあまり覚えていない。
というよりもよくわからない。
自分以外に自分を好きになってくれる人間がいないと悟ったからなのか。
でも当時の俺がそこまで考えられていたかどうかはわからない。
ただネガティブ思考をポジティブ思考に転換するきっかけとして自分を好きになっていったのかも知れない。
でもダメな部分まで好きになってしまうのはサブカルチャーというかマイノリティというかアイデンティティーというかバラバラだけどその辺の行き過ぎである。
果たして俺はそこまで好きにならざるを得ない状況にあったのか。
それをすれば確かにだいぶ楽になれるのだ。
しかし
「俺ってダメだなぁ」が
「俺ってダメだけどそこがまたいい味出してるよなぁ」
になってそこで完結してしまうのがよくない。
何か今知らん間にニキビ潰れた。
それはどうでもいい。
こうして自分の全ての部分を好きになってしまうことで、
「君たちの考えはわかるよ、でも俺大事だもん」
の発想が誕生する。
自発的なアイソレーションを行い、そのうちまた寂しくなって「誰も俺のことなんか」と甘えたことをほざきだす。
これで悪循環、「悪のサークル」の完成である(我ながらネーミングセンス全然良くないと思う)。
今さら無理だよ、自分を見捨てるなんて。